今日は東京都庭園美術館へ紅葉を撮りに来た。見頃のピークを過ぎたようだ。赤く染まった葉は枯れ始めている。お昼過ぎに着いたので撮り始めは日が差していたが、そのうち曇ってきてコントラストの無い被写体になってきた。なかなか良い条件が揃うはずは無く、その場に応じたイメージを造り出す事も必要だと思う。
それにはある程度の道具を揃え無くてはならない。例えば、フィルター。特定の色彩を強調するエンハンサーフィルター。コントラストが無ければ彩度を上げて色のボリュームをアップして色のコントラストを強調する。PLフィルターもそうだ。光の表面反射を除去し、非常に鮮やかな色彩効果が得られる。水面やガラスなどの「反射除去」の効果をはじめ、青空の色を濃くし、樹葉、山肌、建物などの色彩を非常に鮮やかにする「色彩コントラスト」効果を狙う。
そしてレンズ。これがなかなか手が出ない。フィルターは高くても2万円くらい。しかしレンズはそんな価格ではなく、何十万もする。じっくり考えて決定しなければならない。イメージ通り撮るにはいろんな道具も必要だ(道具だけに頼るのは問題だけど)。ここに書ききれないほど沢山の欲しい道具がある。2009.11.28