ウイーン在住の知人から招待を受け、短い期間だけど知人のご好意に甘え7泊9日のホームスティを満喫してきました。知人のアトリエは1825年築。元、夏の別荘だった建物の1階にあります。場所は都心から地下鉄でわずか10分。シェーンブルン宮殿のすぐそば。天井が高く、建具などは当時のままで、きしんだりしていますが味わい深くとても素敵でした。(ウィーンでも希少な建物として、文化財保護下に置かれています)
180年前、殿様が馬車で廊下の中まで乗り付けたという、その廊下は吹き抜け、ガラス張りの屋根から光がふりそそぎ、トルコブルーのマジョリカが白壁に彩りを添えています。
3階から見たイメージ
中庭の窓辺でお茶が飲めるコーナー。
狩りで捕った獲物かな?
ここで暮らしました。
ベッドサイドにある照明。
100年前のオリジナル。ユーゲントシュティールのタンス。
100年前の手刺繍のタペストリーには命の樹のモチーフが愛らしく、リバーシブルに刺してあります。
建具も当時のものでかなりきしんでいますが、時代を感じさせてくれます。
トイレと洗面台、シャワールーム。
キッチン。