今日は朝から本格的な雨。折角重い35mmカメラを持ってきたのに未だに全く使えない。でももう撮影する時間が無いので雨の中仕方なく持って出掛けた。午前中にもう一度ドナウ川を撮って午後からはリング内の街角を撮ろうと思う。
下の2枚目から4枚目の画像は昔、労働者が病気になりやすいため、政策としてここに土地を与えて土日のみ土いじりをするようにしたらしい。区画整理がされていて水辺だしこんな環境ならストレスも充分発散できただろうな。日本はこんな粋な政策が出来ないものかね。
シュテファン寺院まで戻り街角の撮影をしていたら通りの向こうからこちらに向かってくる男性が僕の前で立ち止まってカメラを指差して『F値はいくつだ』とたずねてきた。『1.2』と答えると笑顔になって親指を立てている。僕も彼の持っているカメラを指差して『ライカNO1!』と笑顔で答えた。すると彼はカメラの液晶で画像を次々見せてくれた。驚くことに凄腕のカメラマンだ。人物の写真が多く、全て生きいきとした素晴らしい写りだ。僕のも見せろとせがむので見せてみた。何やら言っているのだが良く理解できないが、きっとお世辞で褒めているのだろう。でも彼とのやりとりはとても楽しかった。
街角の画像は特集を組んでいるのでそちらを見てください。
言葉は通じなくても気持ちは分かり合える。
Vienna