ポラロイド写真並みの画質だった
ホームページを公開して15年(1994年公開)。当初はまだ通信費が高く、今のように画像を沢山載せることが無理だった。しかもかなり圧縮した、荒画像くらいしかアップ出来なかった。フィルムカメラで撮影したものを、現像処理してから、スキャナーで取り込んでアップしていたので手間はかかった。
ちょうどそのころ一般的にデジタルカメラが出始めた。ポラロイド写真並みの画質だった。僕が最初に手にしたのは、1995年にSONY製の35万画素でメモリーも8MB位だったかな?レンズが回転するのでアングルが取りやすかった。本格的に撮るのではなく、スナップ専用として利用していた。
手軽さからいえば撮ったその場で画像を確認出来ることが一番の魅力。その利点を生かして、ホームページにもその日にアップロード出来てしまう。ホームページを公開するようになって、散歩ついでや通勤には、コンパクトカメラで。テーマが決まっているときは一眼レフを、必ず持ち歩いてる。
ここに掲載している画像は当初コンパクトカメラで撮影していたが、2003年に 10Dを手に入れてからは、その画質の圧倒的な美さに魅せられてほとんど10Dで撮ったものに換えられていった。念願の35mmフルサイズの5Dが来てからは今まで忘れていた(封印していた)撮り方が湧き上がってきて、夢にまで出てくる有様。
でも5Dでスナップは大げさすぎ。街中で構えていると、通行している人たちは必ず迷惑そうな態度をとる。お店でもそうだ。やはりポケットに入る位のGRⅡが自然なスナップを撮りやすいし、チャンスを逃がさない。もう一度原点に戻ってスナップ写真を見直していきたい。最近やっとレンズも揃ってきたので楽しみも増えそうだ。
仕事はDTP
カメラマンから写真製版技術の仕事に移り、HELL社のDC350ERというドイツ製カラースキャナーのオペレーターを長年やってきた。色分解という特殊な技術なので余り聞かないとは思う。その後デジタル化が進みグラフィックもパソコン上で処理できるようになってきて、現在の仕事に至る。若いグラフィックデザイナーたちとの打合せや編集作業は楽しい。ただ使用しているアプリケーションと出力機器との相性やトラブルが大変である。
2012.3よりフリーになりました。
会社勤めに終止符を打ち、新たなチャンスを狙っています。